博多の老舗・鈴懸のどらやきは超優等生(栗もあるよ)

さて、前回の記事に引き続き、鈴懸です。
新宿伊勢丹デパ地下で買いました鈴懸の栗・栗・栗。


しかし栗の宴は始まったばかりなのです。
ぜんぜん止まりません。

本記事で感想を書き留めるは、同店で買いました「栗どらやき」と「どらやき 手亡豆粒あん」。

前者は「栗!」と思って買いました。
後者は隣りにあったので勢いで買いました。

私、鈴懸のどら焼き食べたことなかったもんでしてね。
勉強!

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鈴懸(すずかけ)
【左】
栗どらやき
270円
【右】
どらやき 手亡豆粒あん
195円
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ほら、おいしそう。
皮が虎柄系です。

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読みづらいですが、こっちが栗どらやき。

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白字のものが手亡豆ですね。

手亡豆というのは、白あんに使用される豆のなかでも超スタンダードなもの。
ツルがない=手がないということで、手亡豆って名前らしいですよ。

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栗の方から食べてみることにします。
艷やかな皮だなー。
蜜が強くて、指にペタペタ。

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パカリ。
真ん中に栗が一粒可愛らしく鎮座です。

いただきまーす。
うん。おいしい。

蜜の強い皮は、熱で砂糖が焦げるのか、かぐわしいベッコウ色フレイバーがガツン!

餡は、さらしが強くてスッキリしていながらも糖度強め。

皮のコクと、餡のスッキリ。
そしてポクリとした栗が舌を喜ばせてくれます。

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餡の粒が比較的しっかりしているので、栗と皮との食感をつないでくれて良い感じ。
バランスが秀逸ですねー。

ちなみにサイズ感は中の小ってくらいで餡少なめというお上品どら焼きなのですが、皮をはじめ全体がけっこう甘めなので、少量でガッツリと満足できる仕上がりです。

大きなどら焼きって、食べ時が難しいじゃないですか。
例えば来客時にお茶菓子として出すにせよ、お腹の好き具合はいかが?今って食事の直後じゃないですよね?というか次の食事はいつなのかな…と、なにかと気を使いがちなもの。
ハイリスクハイリターンですよね。

それに比べると正直、小さめサイズのどら焼きは助かる…。
お菓子を複数個食べる私のような人間にとっても助かる…。

とはいえお腹いっぱいになってきましたけどね。

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でも食べる。
次は手亡豆のどら焼きです。

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ん?
あ!

個包装の透明ビニール袋のなかにもうひとつビニールがついているんですが、これはこのペタペタ皮が取り出しやすいようになっている工夫なんですね。
納得、納得。
一個目のとき気づかなかったです。

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細やかな気遣いが嬉しいですね。

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パカリ。
美しい。
鈍い色の白あんが、キラキラの光沢を発しています。

とかく黒と茶色が基調のどら焼き界隈にとって、白あんはやはり華やかアイドル。

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味も華やかー。
白あん独特の風味がふわりと鼻孔をくすぐります。
そして、味がおいしい。

「味がおいしい」ってかなり偏差値低めな物言いですが、おいしいという感情のなかでもかなり直情的な部分を刺激してくる味とご理解いただけたらと思います。

あーだーこーだと理由を述べる必要がなく、おいしい。
相手のおいしいのツボを気にせずに食べてもらいやすい味。
広くおすすめできる味だと思います。

しかもサイズ感も使いやすく、デザインが秀逸ですからね。
お土産どら焼きとしてはめちゃ便利ですね。

もらった人の家のお茶が一気に減るんだろうなあ。
私も減らしたいー。

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しかし、お腹いっぱいなんだけど、まだ仙太郎のお菓子が残っているんですよね。
どうしよう賞味期限…。

new!!食べましたよ…!!

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「鈴懸」(すずかけ)
大正時代から続く、九州は博多の老舗和菓子屋さん。
中洲の本店には、オシャレなカフェも併設してるらしいです。
東京都内で直営店舗は、伊勢丹だけ。(←2018年3月29日から日比谷ミッドタウンにもお店がOPEN!)
いつ、いかなるときも行列ができている人気店です。
鈴の形のかわいいモナカも買いにいかなくっちゃ!
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