栗のお菓子3連コンボ 最後は京都の仙太郎で大地を感じる

大興奮で買った伊勢丹新宿店デパ地下の栗満載なお菓子の数々。

そして鈴懸のお菓子を4つ食べ、血糖値が上がりきった今の私(※どらやきは少々残したのですが)。

残るは仙太郎のお菓子。
って、私、これ以上まだ食べられるんですかね!?

でも、賞味期限は明日だし。
なのに明日は飲み会だし。朝にお菓子を食べる習慣もないし…と震えます。

ですが、そんな絶望のなか、ちょっとお皿を洗ったりの家事をしていたら、自分の胃が、心が、血糖値が、「イケる」と言うんです。

……ならば戦おう。
おいしくいただいちゃおう。

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スイーツを喰らわば皿まで。

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砂糖にまみれてこそ見えるものがあるかも。

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ほら、包装も、「お早く」と言ってますし。

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買ったのは大好きな仙太郎の、栗のお菓子3商品。
さあ、どうだ。

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仙太郎(せんたろう)
【右】
渋栗むし
303円
【下】
生渋栗
281円
【左】
渋栗まんぢう
303円
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こりゃ麗しい秋の風景ですよー。
格好良い写真が撮れたような気がします。

楽しい。

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このめっちゃ艷やかなのが、「生渋栗」。

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瑞々しい餡の中に、栗が入っている意匠ですね。
ブスリとやっちゃいましょう。

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あ、中身を外した。

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今度こそ。

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イイネ!

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栗大きいなー。
そして、それを囲む餡が、仙太郎のお菓子らしからぬ食べやすさ。
実にスムーズな味わいです。

仙太郎のお菓子って、ほんと個性的なイメージ。
ツボにハマれば、まさに代えのきかないオンリーワンなんですが、偏食気味な友達や、食の傾向がわからない取引先事務所なんかにはなかなか買って行きづらいんですよね。

ていうか、そういう人には、そもそも和菓子を買っていかないか。
いまや和菓子はぜんぜん無難なお菓子じゃないですもんね。
でも私、和菓子が好きなんで、できるだけ和菓子もこういう織り交ぜていきたいんですよねー。難しい。

話を戻しましょう。
水ようかんに近いほどに大量の水分をたたえた餡は、サラッとした甘み。
至極なめらか。

うん、間違いのないおいしさです。
食べててラクな味。
スルスル入ります。

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続いて、「渋栗蒸し」。

鈴懸に続いての、栗蒸し羊羹です。
どう違うのかな。
食べ比べて個性を知りたいなあ。

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佇まいは、フレンチなカフェにおける、クルミのタルトとか、タルトタタン的な立ち位置というか、つまりは、いぶし銀。
渋い。

味は…んんん、これまた渋い。

塩がキッと効いた、実に当店らしい味の蒸し羊羹。
しかも、むっちり、ねっちり、重ーい食べごたえ。

お腹がいっぱいになるフルボディ系です。
北海道人ボキャブラリーでいうと「べこ餅」に近い。

なんというか、穀物としての、食物としての挟持を感じます。

ご飯を食べる
お腹が満ちる
活動する
お腹が減る
ご飯を食べる

…という生命のまっとうなループを感じるというか。
誤解を恐れずにいえば、「おにぎりに近い菓子」。

先程の、鈴懸の蒸し羊羹がどれだけサラッとした食味だったかを思い知らされます。
比べちゃえば、あれはまるで天上人の食べ物。

対して、この仙太郎の蒸し羊羹は、地上の食べ物。
栗もあくまでもナチュラル。
渋皮の存在感も強め。
大地!

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最後に「栗まんぢう」です。
「まんぢう」かー。
キャラ出てますねえ。
良いですねえ。

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これは賞味期限が5日後だったんでゆっくり食べてもよかったんですけど、集合写真が撮りたくて開けちゃいましたよね、うん。

しかし日持ちあれこれは、相手によるところがありますよね。

持っていって「一緒に食べましょう!」って言う、賞味期限当日系のお土産が楽しいのはもちろん。

だけど数日後、続く日常のなかで「お茶にして、貰い物のお菓子でも食べようか」と、口に入れてもらい、顔を思い出してもらうのもまた一興。

それにしても焼きこんである皮が美しい。
良い柄です。

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中心には、これまた見たこと無いくらい大きい栗(しかも今までで一番大きいかもってくらいに大きい)が、どん。
見るからにポックポクだなあ。

そして、その周りを白あんで包み、最後に皮。

構成や、食べた感じの食感でいったら、あの銘菓「ひよこ」の中心に栗を入れて、芥子の実をつけた、というのが一番理解してもらいやすいかな。

この適度なパサ感が、お茶を誘うんですよね。
たまらん。

しかしこれ、普通においしいな。
個性も少なめだけど、穴もない。

仙太郎といえば~と、かなり偏った思いが強すぎるのか、今回の仙太郎買い物は逆の意味で意外だなーという類の感情をいっぱい覚えました。
それもまたよし、ですね。

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「仙太郎」(せんたろう)
京都は下京区寺町に本店を構える、創業130年の老舗和菓子店。
素材を活かしたワイルドなサイズのお菓子がズラリ並んでいる様は圧巻。
「老玉」(うばたま)という名前のアンコ玉や、「ご存じ最中」という名の最中が有名です。
でもやっぱり、一年中売っている「ぼた餅」の印象が強いですかねー。
店舗はやっぱり関西に多いんですが、中部だと名古屋に2店。
関東にも7店舗あります。
私は関東のお店しかみたことないですけれども、どこも、いつも行列ができていて、ほんと人気なんだなと思います。まあ、おいしいですもんね。さもありなん。
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