鮮やかな野菜を韓国の知恵でオシャレにたっぷりいただける

とりあえずお腹ペコペコだったんで、何か食べたい。でも、座って食べている時間はない! じゃあ、お弁当?
というわけで、大急ぎで通りかかった新宿伊勢丹。
地下通路の入り口からデパ地下へ。
ジェラートを横目で睨みながらすぐ目の前のMINARI(ミナリ)に駆け込みました。

こちらは、韓国料理のお惣菜屋さん。
見るからに野菜たっぷり、ヘルシーカラフルなお弁当が並んでいて、目に鮮やかです。
あ、キンパがある。

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海苔巻き大好きだし、キンパにしよう。
「どれが人気ですか」と訊いて、3種類の中からスタンダードなプルコギキンパを買いました。

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…ブログにアップすると考えたら忍びないので、お皿に盛って、丁寧な暮らし感をアピールするとしましょう。

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MINARI
(ミナリ)
プルコギキンパ
810円
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厚さ約1.5センチのキンパが11切と、端っこが2切。これはかなりのボリュームです。
男性なら1人前、女性なら1.5人前くらいはあるのでは。
そして、美しい。

なんか、具の比率が異様に高いですよねコレ。ご飯少なめ、肉と野菜が多め。
なるほど確かにこれはヘルシーです。
さらに後で、裏の成分表をみてみると、お米も玄米みたいですよ。

味は……ああ、これ、いい。
普段、あまり韓国料理は食べないんで、キンパに対して「韓国のりで巻いた太巻き」ぐらいの認識しかなかったんですけど、すごくいい。

まず、食べて一番最初に、おっ、と思わせられるのが、エゴマの葉。
このエゴマの葉が、全体にスカッとした清涼感を与えているんです。

まるでトルコとか中東系の料理を食べているときに出くわすミントの葉のような効果。
このアクセントによって、キンパがすごくオシャレな味に格上げされてます。
そうかそうか、こんな使い方があったのか。知らなかったなあ。

さらに他の部分がまた、勉強になることばかり。

まず、ビジュアル的に目立ちまくっているニンジンですが、軽く浅漬けにでもなっているんでしょうか。味も食感も悪目立ちしてない。
牛肉(プルコギ部分)はふわりと柔らかく、なにより、変にパンチのある調味を避けてます。

と、なにが言いたいかというと、調和が見事、ということです。

どれもこれも、ぜんぜん別の要素なのに、全体の調和がとれている。
強すぎず弱すぎず、有機的にそれぞれ口中で代えがたい役割を担ってます。
そうなるための一手間、一工夫がなされているんでしょう。

これは、すごく上手に計算されたサラダを食べているような気分だなあ、と思いましたが、でも、アレですよ。
韓国料理の代表格であるビビンバも、異なる食材を一気に口中で味わうことで、ぜんぜん別次元のふっとんだ世界を演出する。そういう料理ですもんね。
叡智だなあ。

最後に。
コレなんだろ? と思って見てみたら、たくあんも巻き込まれていた様子。
このたくあんが、もう少し発酵が強めだったら、もっともっと好みだっただろうなあ、と思いました。

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「MINARI」(ミナリ)
麻布十番の韓国家庭料理店「ソソンジェ」の総料理長が監修した、韓国料理系のお弁当・惣菜屋さん。
十穀米のメニューなど、体に良さそうなメニューが多数。
ちなみに、韓国語で「ミナリ(미나리)」とは、芹(セリ)のこと。芹は、韓国では、とてもメジャーな野菜なんですって。
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