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Aventure アヴァンチュール
16個入り
9504円
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ああ、食べた食べた。
盛り上がった!!

「サロン・デュ・ショコラ2018」で買ってきたセレクションボックス(ぜんぶ違うショコラティエの作品が一気に食べられるやつ!)をズラリならべて、ワイワイガヤガヤ食べまくり。
そして、友達と自分の総勢4人がそれぞれひとつのボックスの感想をしたためました。
それをご紹介できたらと思います。

ちなみに私が食べたのは、「World Chocolate Masters」。それも後で感想アップします。

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というわけで、まずは一番手。
もっとも大きい、豪華ボックス。16個ものショコラが入ったアヴァンチュールです。

これ、〈フランス語で「冒険」「挑戦」などのいみをもつ「アヴァンチュール」をテーマに、世界のトップショコラティエが想像力豊かにショコラをクリエーション〉らしいですよ。
ほう…煽ってきますね。
豪華版の書籍化のような、ゴージャスな箱も格好良いですしね、こりゃ期待せずにはいられません。
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たしかに、チョコにぜんぜん詳しくない私でも知っている名前がチラホラです。

友人曰く、
食べた感想はね…意欲作と、奇をてらわずシンプルに…の二分化って感じ。
巨匠たちの挑戦は素晴らしいけど、個人的には腕一本の誤魔化しようのないシンプルなものに、より惹かれました。
とはいえ、これらがバランスよく入っているのでぜんぜん食べ飽きない。
やっぱり、このひと箱を買って、『自分の好み』にあらためて向き合うのはとても楽しいことだと思った。」

ほー。なるほど、なるほど。
では、個別の感想は以下!

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左上からスタート。
右へ〜で、一段づつ下がっていって、っていう順番です。

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フィリップ・ベル
〈カジュリュリー〉
カレー風味のカシューナッツプラリネ。
最初に口に入れた瞬間はカレー?って感じですが、口の中に含ませておくと、後から、じんわりウコン(カレー)の香り。
ひとくちで色々な味・香りを楽しめる、いわゆる複雑な味。


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オリヴィエ・ヴィダル
〈アルモニ〉
どろっとし口の中でとろけるジュレは色鮮やか。
説明なしでもこれは赤ピーマンのジュレだとわかる個性的な味。
ピーマンの苦味はチョコとの相性良しと気づかせてくれます。


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フランク・ケストナー
〈セザムノワール〉
サクサクとした軽やかな食感と黒ごまのコク。コントラストがすごい!
和菓子のような味わいなので、日本人に馴染みのある味だと思えます。


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クリスティーヌ・フェルベール
〈ミル エ エヌ ニュイ〉
ハッと香る、オレンジピールのフルーティな香りが特徴。
ドットな見た目もどこか懐かしく、好感が持てます。
濃厚さはピカイチかも。


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クリスチャン・カンプリニ
〈ヴォヤージュア ラ レユニオン〉
シンプルな見た目・味ながら、上品なバニラの香りが際立つ。
驚きはないけど、安心する味。


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フレデリック・アヴェッカー
〈オリーヴアンブル〉
地元プロヴァンスのオリーブオイルを合わせているので、口に入れた時、滑らかにとろける。
(バターやクリームより口溶けが良いのかも?)


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ダヴィド・カピィ
〈シルティミュール〉
とろーり濃厚なミルクガナッシュにカカオ成分が高めのノワール。
ノワールのパリッとした食感も相まって、メリハリの効いた印象に。


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ジャン=シャルル・ロシュー
〈アイスベルグ〉
口の中で、ぱちぱちと砂糖が弾ける、駄菓子要素のある味についつい笑顔が。
ミントとチョコという組み合わせも、上品なジャンク味といったところ。


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モリ ヨシダ
〈コルス〉
ややザラッと感じるプラリネ。
そのザラザラは、心地よいプラスの意味での違和感を覚えさせてくれます。
ぴりっと訊かせた生姜の辛味がアクセントとしてクセになる。


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オテル・デュ・キャップ エデン=ロック
〈ベイ・ドュ・バタック〉
シンプルな見た目からは想像できない強烈でスパイシーな香り。
バラックというカカオを使用使用しているとのことなので、それなのかな。
瑞々しく、キリっとした味わい。
香り、舌触り、味、すべてが特徴的なのに、それをうまくまとめている手腕には驚きます。


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ジャン=ポール・エヴァン
〈アヴァンチュール〉
定番のオレンジは、美味しいなあと喜んでいたら、後から生姜のフレーバーが広がる、心憎い演出。
やっぱすごい。


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パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
〈ドゥーブル アリバ〉
余計な要素を削ぎ落として、カカオの香りを楽しめる、という印象。
日本を代表する青木さんの自信の現れなのかな?というほどに、シンプルな味。


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アンリ・ルルー
〈アンナ〉
マジパン入り?と、驚きましたが、食べてみると納得。
ほうじ茶のふくよかな香りと香ばしさに、ぴったりと合うという他ありません。
重厚感もあり、食べごたえナンバーワン!


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ファブリス・ジロット
〈トンカ〉
後味に強烈な香りが…。
中南米原産の「トンカ豆」という、バニラや杏仁に似た甘く芳しい香りのスパイスを使っているのが特徴らしいです。
これはあまり私の好みの味ではないかも…。


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ニコラ・ベルナルデ
〈サンドマング〉
香ばしいカカオの風味が、混じりけなしに、口中に広がります。
赤ワインなどのお酒にも絶対合うでしょう。
カカオの殻(カカオニブ)を使用しているのが、香ばしさのポイントなのかも。
シンプルなショコラの中では、ダントツに美味しかったです。


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フランソワ・ジメネーズ
〈リュベロン〉
上に乗ったラベンダーの砂糖菓子のガリッとした舌触りが楽しい。
下のアプリコットのパートドフリュイ(フルーツピュレ)の層がなんともフルーティで、カカオの濃厚な香りを引き立ててくれる。

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というわけで、以上16個、サロショ2018のセレクションボックス、「Aventure アヴァンチュール」でした!

てか、あらためて感想読むのは楽しいけど、写真のアップ作業が結構たいへんだな…。
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