白あん&いちご 和菓子の進化を感じるトロトロ食感

先日の鈴懸いちご大福、おいしかったなあ。
そう思っていたところ、じゃあもう一度食べたらいいじゃんと天啓を得た気がしましたが、無視して、今回は、かんらのいちご大福を食べてみたいと思います。

私、和菓子偏差値が低いのでいろいろなところのものを食べてみたいんですよ。
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伊勢丹デパ地下、仙太郎と鈴懸の間のエリア。
洗練されたディスプレイと、食べてみたいあれやこれやに気を取られつつも、初志貫徹でいちご大福をチョイスします。

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うんうん、パッケージかわいい。

光がアレで、わかりづらいと思うんですけど、淡いベージュに白で洗練された文様。
袋の素材感も助けて、なんというか、柔らかく女性的なデザインです。
なんというか、イイオンナって感じ。
写真よりも実物の方が確実に素敵です。

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かんら
いちご大福
238円
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はい、美しい。
本体もべっぴんさんです。

こちらのいちご大福は、白あん。
それが特徴らしいです。
たぶんですけど、珍しいですよね。

白あんは大好きなので楽しみです(なんとなく白チョコは苦手なんですけど)。
早速食べてみましょう。

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ああ、柔らかい。
「とろとろ」という言葉を使って良いほどに、柔らかい求肥です。
それに一体化する白あん。
もう、境界線がわからない。
色が同じだから見たまんまもそうなんですが、口のなかでもわからなくなる。面白いですね、これは。

白あんがクリームみたいにも感じます。
いや、まったくクリームではないし、何クリームだと訊かれても困るんだけど、クリームみたいな瞬間がある。説明が難しいなあ。

クリームみたいと感じるのにはもっといろいろポイントがあってのことなのでしょうが、私が思うに、あんの糖度が高いのも錯覚する理由のひとつです。

普通、あんこの甘さって、いちごの糖度を超えないようにすると思うんですよ。
でもこの白あんは、いちごよりも甘いんですよ、たぶん。
(砂糖の訪れ以前に日本に存在する一般的なスイーツって干し柿だったから、そのオルタナである和菓子は、干し柿の甘さを基準にしている、というか干し柿よりも甘く感じないように調整するという話を読んだことがある気がするけど、何で読んだのか)。

一方、生クリームとかカスタードは躊躇なく甘いですよね、普通。
なぜならたぶん、ほとんどすべての洋菓子って生のままのフルーツを使わないから。
コンポートにしたり、コンフィとかコンフィチュールにしたりと、砂糖で熱加工してから使うじゃないですか。

例外はたとえばショートケーキ?日本人オリジナルケーキだし。
パフェはどうなんだろう。あれはフルーツよりも甘いものと甘くないものを散らしてある?
てか、パフェって、日本以外の外国でもよくよく食べられているものなんでしょうか。
知識が足りなくてわからないです。
こんど調べてみましょう

そう。パフェといえば、この苺大福の白あん。
かなりたっぷり量で、しかも求肥の食感に溶け込むほどに柔らかいから、齧っている最中、物理的にいちごが踊る。
おっとっとと言いながら、少しづついちごをかじる。
だから、一口ごとに口に入ってくる苺、求肥、白あんの分量がばらけるんです。
これってたぶんこういう形状の和菓子では珍しいことで、パフェとかケーキとかに近い印象を覚えます。
(いや、あんみつもそうなんだろうけど、あんまあんみつ食べないから実感としてわからない)

と、ここまで読み返してみると、今回の感想は、めちゃくちゃ分かりづらいですね。
まあ、私の日本語力では読みやすくできる気もしないので、このまま世に出します。
ご容赦ください。

とりあえず、この苺大福は、ぜんぜん普通じゃないことは確か。
和菓子の常套を越えようという気概を感じます。
たしかにおいしいのでさえあれば、和菓子でもいいし、和菓子じゃなくてもいいじゃんね。

新しいものの息吹を感じるのって、素敵なこと。
願わくばそんな進化の目撃者になりたいですね。
やっぱ食べたことないお店の食べたことないメニューを食べて見ることって大切だなあ、と、そう思いました。

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「かんら」
帝国ホテル近くの銀座6丁目、コリドー街に本店を構える和菓子屋さん「銀座甘楽」の、三越伊勢丹限定業態が「かんら」。
伊勢丹新宿店と、日本橋三越の2店舗のみ。
どら焼きとかが人気みたい。皮がもっちもちらしいですよ? これまた個性的なアップデート和菓子が期待できそうだなあ。
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