そもそもパンがめちゃくちゃおいしい
&そもそもカレーがめちゃくちゃおいしい

伊勢丹デパ地下のワインショップの向かい、メンズ館に向かう連絡通路の手前に位置するちょっと特殊なセレクトショップですが、そのパンコーナーでまたパンを買ってきて食べました。

先に言っておきます。
またもや、めちゃおいしい。

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というわけで今回買ったのは、これら2点。
甘みゼロ。
スイーツ的なパンよりは、もっと軽食っぽいパンが食べたかった的なチョイスですね。
ベーコンエピなんかも魅力的だったのですが、それは次の機会にしました。

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【右】
HEDIARD(エディアール)
フリュイクリームチーズ
357円

【左】
HEDIARD(エディアール)
キーマカレー
378円
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まずは…
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フリュイクリームチーズから!

フリュイは「フルーツ」の意味で、「タルト・フリュイ」なんて字面でよく見かけます。

それにしても、「フリュイクリームチーズ」かー。
こういう英語とフランス語のミックスって、パン屋さんでたまに見ますよね。
日本じゃ当たり前にやっていることなのに、ちょっと愉快なものを見たような気分になるのが不思議です。
「フランス人は英語が嫌い」って偏見があるからかな。

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えーと、見た感じだと、ベリー系ゴロゴロのハード系パンにクリームチーズをサンドした感じですね。
ふむ。まずはパンだけ食べてみるか……って、めちゃくちゃおいしい!

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生地に混ぜ込んであるベリー類はレーズンとクランベリーかと思います。それにクルミ。このクルミがかなりたっぷり。
食感はむっちりグニグニ系。ベーグルっぽさを感じるような。
これだけ聞いても「ああ、よくあるよね、そういうの」とか思っちゃうじゃないですか。でも違う!

パンの味が異様に濃い。
なんなの?小麦の甘さ?普通のパンと何が違ってこんなにおいしいの?

さらにベリーがジューシー。
ドライなはずなのに。

パンもおいしい、混ぜ込んである具もおいしい、それらが混ざり合い、すごくおいしい。
ああ、ワシワシ食べたい。これだけで食べたい。
ダメだ。クリームチーズと一緒に食べるぶんがなくなるーーという葛藤を経て、自重します。
大人なので。

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クリームチーズと一緒に食べます。

あ、クリームチーズがクリーミーで、ものすごく軽い。
固体感がない。
抵抗感なく歯が入る。
スフレみたい。
kiriを食べ慣れた舌には、本当にはかなく、まるでホイップでもしているのではと感じるほど。

そして遠くから追いかけてくる黒胡椒。
そうだよなー。やっぱクリームチーズとパンには、絶対に黒胡椒だよなー。
家でクリームチーズを食べるときは親の仇かのように、これでもかと黒胡椒を振りかけて食べがちですが、当品に関してはかなりお上品。
うん、グッドバランスです。

ああ、おいしいなあ。
軽い白ワインをキンキンに冷やしてゴクゴク飲みたい。
もしくは、カンパリソーダみたいな苦味を足したい。
もしくは…と考えているうちに、パンからはみ出し指にべっとり付着する大量のクリームチーズ。
ぜんぜんキレイに食べられる気がしない(写真は自主規制)。

だけど、ごちゃまぜになってからが本当に美味しい。
ムッチリしたパンって大量に食べれないはずなのに、クリームチーズの塩とか食感のせいでバクバク食べられる。
ああ、なんて危険なパンなのでしょう…。

心は乱れ、フリュイクリームチーズをもう1個買ってくればよかったと錯乱する私。
ですが、目の前には、カレーパン。

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そう、商品名「キーマカレー」です。

フランスとカレーと聞けば意外な感じがするかもしれません。
はい、私もです。
でもまあインドの宗主国だったイギリスとフランスはご近所さんだし、そんなに違和感ないのかも?
なんにせよ、フランスを標榜するパン屋さんでもカレーパンを見かけることはままあります。
そしてそれは揚げパンの内部にカレーがインされている、あの森下のカトレアを発祥とする典型的カレーパンではなくて、上が空いていて器っぽくなっているパンの上にカレーをオンしているニューウェーブが多いように思います。
今回食べるカレーパンもまさにそういう類です。

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うん。
カレーぎっしり。
キーマと名乗るとおり、ひき肉もぎっしり。

そして、食べてみると、普通にめちゃおいしいカレー。
実に肉肉しい。

そして塩がバッチリきいている。
甘みは少なめ。だからワインを呼ぶ!!
いや、ビール飲みたいかも!

カレーとみればとかくブラウンになるまで炒めて甘ーくなった玉ねぎを大量投入しがちな我々ではありますが、これくらいキレの良い味のほうがパンの小麦の甘みを活かせる気がするし、なによりお酒にあうような。

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上部にはチーズがたっぷりかかっていて、それがオーブンで熱せられ、非常に香ばしい。
同様にオーブンによって火入れされたグリーンピース。半生ドライトマト。
どちらも味の凝縮感が素晴らしく、口に入るたびに、ブワッとうま味が爆発。
お宝を探り当てたかのような気分になります。

うんうん、本当においしいなあ。
さっきのフリュイクリームチーズにも感じたことですけど、とにかくひとつひとつの要素の質が良い。
そして当然、調和も秀逸。

我ながらベタ褒めですね、これ。
きっと私ってHEDIARDが好みなんだろうなあ。
ああ、食べれば食べるほどおいしい。
ああ、また食べたい。
あああ。

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「HEDIARD」(エディアール)
パリ・マドレーヌ広場にある150年あまりの歴史をもつ有名食料品店。
フランス植民地からの珍しい食材を扱っていたみたいです。
古い顧客リストには、ヘミングウェイとかピカソとか、歴代の仏大統領とか。
伊勢丹のお店でもパンだけじゃなくワインとかジャムとかいろいろ売っているし、カウンターのイートインで飲むワイン&おつまみも最高!幸せ!ってなりますよ。
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